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2010年6月19日 (土)

Bob Tailにて

その日は僕が大好きだったバンドのメンバーのソロでのライブ。

かみさんと息子と一緒に観に行った。

このバンドの解散ライブの時、息子はまだかみさんのお腹の中にいた。

小さなライブハウスの客席には僕らの他に解散したバンドのメンバーやらスタッフの方も観に来ていた。

会場にはとても「暖かい空気」が流れていた。

帰りの車の中でかみさんがポツリと言った。「何にも変わって無いね。」

時が流れ、いろんな事が変わっていったけれど、この暖かな空気を変える事はできなかったようだ。

この日のことは僕にとってあまりにも強烈な嬉しい出来事だったので、後に自分で歌にしたりしてみた。

この日のあの「暖かな空気」はこの小さなライブハウスが、もともと持ち合わせていた「人がら」みたいなものがより顕著に感じさせてくれた気がしていた。

とても良いライブハウスだ、とても優しいライブハウスだ、と思っていた。

このライブハウスのオーナーの訃報を聞く。店の名前が変わったことも、ご自身もSSWとして歌っていらっしゃったということも始めて知る。お会いしたこともお話しをしたことも無い方だけれども、この方の「人がら」がそのままあのライブハウスの雰囲気を作り上げていたんじゃないか、という気がしてならない。

あの日のことは忘れられない記憶。

どうもありがとうございました。安らかにお休みください。

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「小さなライブハウスで 歌い始めた君の声に 

  懐かしい友も集まる ウッドを抱えてるあいつも」

 John G. Rose『Bob Tailにて ~雨の中の心優しき4匹に捧ぐ~』より

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