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2010年4月

2010年4月28日 (水)

ハムとカレーと私たち

以前の記事「ハムとカレーと私」で書いた不思議なご縁。つづきがありました。

4月の末渋谷東急東横店で沖縄物産展があることを、毎年シーサーカレンダーを買っている沖縄のお店のメルマガで知りました。東急東横店のサイトを見てみると、この記事のハム屋さん「十五番地」が出展するとのこと。家族揃って普段は絶対に行かない週末の渋谷なんぞに行ってみました。

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大混雑の中、店主さんと東京での再会。接客の合間をぬって少しお話させていただいたり、ソーセージをおまけしていただいたり、沖縄、石垣島の食材を買い込んだり、楽しい週末でした。

2日後、かみさんはその日買えなかったものなどあり、また東急へ足を運びました。週末に比べお客さんも少ないので、いろいろと話せたようです。

その時に店主さんから出た話。

「Y's Cafeさんに行こうと思ってたんだけど、今回は無理そうです。」と。仕事が終わるのは10時過ぎだし、場所も分からないのでその時間からお店を捜すのは東京での土地勘が全然ないので無理と判断されていたようです。

そういうことならと、かみさんと私でこの店主さんをY's Cafeさんにお連れしようか、と言う話になりました。

物産展の最終日は17時終わりとのこと。私もその日は仕事も早く終われそう。どうにかこうにか店主さんに連絡が取れ、3人でY's Cafeさんへ。

突然の石垣島からの客人にY's Cafeさんも大変驚かれておりました。Y's Cafeさんのご主人、奥様を交えて石垣島のいろんな話に花がさきました。Y's Cafeさんは年に数回ダイビングで石垣島を訪れていらっしゃていて、もう25年も通われているそうです。それとちょうどこの日の1週間後にY's Cafeさんは石垣島へ行かれる予定とのこと。

十五番地の店主さんとY's Cafeさん、島での再会を約束しお開きとなりました。

妙なご縁が取り持つ楽しい時間でした。

後日石垣島を訪れたY's Cafeさん、十五番地のご主人とご一緒に飲んだそうです。めでたしめでたし。

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2010年4月27日 (火)

Blind Willie McTell

Bob Dylanの話の続きです。

やはり、こんなものを入手してしまいました。僕が観に行った3月24日分と「Forever Young」をやった最終日3月29日分。(今回の来日公演は全て出ていたました。オーディエンス録音にも関わらず、かなりちゃんと聴ける代物です。)

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改めて聴きなおしてみる。当日、数多くはないが耳慣れた曲はだいたい直ぐに分かっていた。曲名が分からなくても、「あのアルバムに入ってたやつ」というぐらいは思い出していた。

当日聞きながら、一曲よく耳慣れた曲なんだけど、どうも思い出せない曲があった。24日分を聴きながらその曲になって、また改めて思い出した。「Blind Willie McTell」という曲名だったがどのアルバムに入っているか分からない。

セットリストや曲情報等充実のBob Dylan.comで調べてみると、この曲オリジナルアルバムには入っていない。

「あれ?何でこの曲を知っているんだろう?」

Bob Dylan.com情報によると、このアルバムには入っている。『The Bootleg Series, Vols. 1-3 : Rare And Unreleased, 1961-1991』

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ただこのアルバム以前に勢いだけで買ってしまってほとんど聴いていない。とくにこの曲は3枚目に収録されているのでこのアルバムでは聴いていないはず。

このアルバムのVersionで改めて聴きなおしてみる。このVersionは聴いたことがない。何かのライブ映像で観たのか?他に何か...?

「あっ!『Jellico』だ!」と。あわててThe Bandの『Jellico』というアルバムを取り出してみる

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やはりこの曲が入っている。Bob Dylanの名前もクレジットされている。The Bandがこの『Jellico』というアルバムの中でBob Dylanの「Blind Willie McTell」をカバーしそれが僕の耳に残っていたのでした。

これがBob Dylanのカバー曲だったということも「Blind Willie McTell」がブルースシンガーの名前だということも、ここで始めて知ることとなったのでした。何だかいろんな事が結びついて嬉しいやら、知識の軽薄さに恥ずかしいやらな感じです。

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2010年4月26日 (月)

All you need is love

先日ラーメン屋で偶然聞こえてきた隣の席の会話。驚きと共に思わず笑
ってしまいました。


20代前半ぐらいと思われる女子二人連れ。どうやら携帯のゲームでクイ
ズをやっているよう。



女子A:「○×△のメンバーって分かる?」(○×△は聞こえなかった)

女子B:「えぇー、全然知らない。」

女子A:「答えは、ジョン・レノン」

女子B:「あぁ、名前は聞いたことある。」

女子A:「私もぉ(聞いたことはある)。あと、ポール・マッカートニ
ー。」

女子B:「知らなーい。」

女子A:「リンゴ・スター。」

女子B:「それも、知らなーい。」

女子A:「最後はジョージ・ハリスン。」

女子B:大声で笑い出す。「あはは、何それぇ。それって映画俳優じゃ
ないのぉ?えっ?違うのぉ?」(どうやらハリソン・フォードと間違え
ているよう)

女子A:「えー、違うんじゃない。この人だよ。」といって携帯の画面
を女子Bに見せる。

女子B:もっと笑う「何これぇー!何でこんな髭はえてんの?原始人み
たーい。今、こんな人いんの?」

女子A:「昔の写真みたいだよ。でも凄いよねぇ...」


で終わり。次のクイズに移っていったようです。




世界が平和でありますように!

All you need is Love.

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2010年4月25日 (日)

パンドラの匣

先日、ひさしぶりに映画館で映画を見ました。

「パンドラの匣」

主演の染谷将太と仲里依紗、若い二人のやり取りが愛くるしく好印象。川上未映子は妙ないやらしい感じの存在感がありとても気になってしまう。結核療養所という世間とは隔絶した施設での空気感が上手く表現されていて、「あぁこういう所は本当にこんな感じなんだろうなぁ」と妙に納得させられてしまったのは演出の妙と役者さんの演技力の高さによるものなのかなぁ。太宰作品の映画化なのだけれども、原作自体がそうであるように、題材の割には重苦しく閉鎖感のあるようなつくりにはなっておらず、見終わった後の余韻も軽快な感じで大変面白かった。

(※原作は読んでいないのだけれども、どうやら明るい作品らしい。パンフに書いてありました(^_^;))

高田馬場にある早稲田松竹。何度もこの映画館の前を通ったことはあるんだけど、ここで映画を観るのは初めて。何となく何度も来た事があるようなつもりになっていたけれど、小屋の中に入ってみて改めて「やっぱり初めてだ」と気付き、妙な感じでした。

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2010年4月24日 (土)

レコーディング

4月4日にレコーディングしました。

新曲を2曲、ベーストラックを録音。次回は上ものを録る予定です。

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2010年4月23日 (金)

テンパリットソング

今回で2回目の観劇となるネコ脱出の芝居を観にいった。

劇団:ネコ脱出(主宰:高倉良文)
演目:『テンパリットソング』
脚本・演出・殺陣:高倉良文

あらすじなどはこちらを。

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毎回感心するのだが脚本が本当に良くできている。ひとつの大きな物語の流れの中に、主人公を取り巻く登場人物のキャラに合った全く別々の出来事が、全く違和感無く融合して次々と展開していく。それぞれの出来事にはちゃんと意味があり、大きな物語の重要な構成要素になっている。

それにもまして今回はコメディだ。いたるところに笑いが仕掛けられており、物語の展開を加速させる役割を果たしている。そしてそのそしてその笑いがいちいち面白い。


キャスティングそのものにも笑いが仕掛けられている。小学5年生役を演じるのは強面の40歳過ぎのおっさんだ。見た目はどう贔屓目に見てもヤクザだ。それもかなり怖そうなヤクザだ。浩二君が現れた時の会場のどよめきとそれが爆笑に変わるさまには、思わず「やられた。」だった。


この小学5年生役のヤクザのおじさん。Dragonさんという役者さん。Dragonさんはかみさんの友人のご主人でこの芝居を観させていただくきっかけを作っていただきました。(Dragonさんは現在役者業よりも、後輩の育成に心血を注いでいらっしゃいます。)



前回と同じような感想ですが...。


目の前で芝居をしている方々が声として発しているのは台本に書かれている台詞だ。それがある瞬間に言葉に変わる。言葉は自分にとって意味のあるものであり、自分にとって必要な言葉は体の中に入ってくる。そうやって言葉として伝える能力をもっているのが役者さんなんだろう、と改めて認識させられました。

特に今回の小学5年生役のDragonさんの台詞は小学五年生の言葉になって観客に伝えられていました。お母さんに対する思いやりあふれる言葉は、ご年配のお客さんにはもろにハマったようで、皆様すすり泣いていらっしゃいました。


この方はきっと芝居に選ばれた人なんだろうなぁ、と感じずにはいられませんでした。



罵声飛び交うテンションの高い台詞回しはコメディなれではの手法ではあるのですが、一度この方の、声を張らない芝居を観てみたいなぁと、何故か僕は思っておりました。


芝居はクライマックスを終え、大団円。最後は出演者全員で歌いながらの踊りで終了。この時の出演者の方たちの表情がすばらしかった。本当に心の底から楽しんで芝居をしている、舞台を作っている、自分を表現している。そんな感じの表情を見ていると、僕は「羨ましい!」とさえ思ったほどでした。



芝居が終わり、かみさんと遅い昼食をとりました。今見てきた芝居の感想などを、二人してやや興奮気味に語り合うのもとても楽しい時間でした。



どうもありがとうございました。

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2010年4月22日 (木)

Forever Young

ちょっと書き足りないので、引き続きBob Dylanネタ。

29日の最終公演では「Forever Young」を演奏したそうだ。あぁ、なんということだ!!観たかった、聴きたかった。今のBob Dylanの「Forever Young」だ!絶対に、絶対に凄い筈だ!ここ最近では一番の悔しいことだ。

27年前「LAST WALTZ」を始めて観た。僕の音楽人生においてこの映画は一大事件だ。The BandもBob DylanもVan MorrisonもNeil YoungもDr. Johnもみんなこの映画をきっかけに聴き始めた。その中でも「Forever Young」は「LAST WALTZ」のクライマックスだ。VHSのテープで何十回、いや100回はゆうに超えているくらい何度も何度も観た「LAST WALTZ」の「Forever Young」は今でも「懐かしく」はならず僕の中では現役バリバリの曲だ。

それを生で観られるなんて、夢のまた夢と思っていたのが。こんな間近にチャンスがあったなんて。トホホ...。

Bob Dylanのライブで自分の好きな曲が演奏されることは稀なことなのでしかたないですなぁ。

Last_waltz

いつかはきっと!

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「May  your heart always be joyful    May your song always be sung

                                                May you stay Forever Young 

        Forever Young, Forever Young,   May you stay Forever Young

                     Bob Dylan 『Forever Young』より

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抑えられたエネルギー

今回は1本だけしかチケットを取れなかったけれど、もっと行きたかっ
た。観終わってから心底そう思った。

Bob Dylan
2010年3月24日(水)
ZeppTokyo

メンバー:
BOB DYLAN,
TONY GARNIER (bass),
DON HERRON (steel guitar / mandolin / violin / trumpet),
STUART KIMBALL (guitar),
GEORGE RECILE (drums / percussion),
CHARLIE SEXTON (guitar)

僕は2001年の来日公演(このときは2回観た)が初めて生で観るBob Dylanだった。初めてだっただけにその時に受けた衝撃は大きく、たまにズキズキ痛み出す古傷のように、今でも僕の体の中に残っている。

今回は2回目ということもあり多少余裕をもって観られる、と思っていたのはつかの間、圧倒的な音の世界に引きずり込まれていく。

場所が悪く本人の姿は殆ど見えなかったものの、ライブそのものは十分に満足のいく内容だった。既知の曲は真新しい曲のように新鮮で、初めて聴く曲ですら馴染み深い曲のように体の中にすぅーと入っていく。

楽曲そのものの素晴らしさ、アレンジの巧みさ、演奏の質の高さ、そしてBob Dylan自身がそこにいるという奇跡。このライブの中で僕は何も予想もできないない世界に埋没していく。

今回すごく感じたのは、いろんなことがもの凄く抑えられて表現されているということ。歌や演奏のテンション、音量や音圧、演出等々、ライブそのもののエネルギーが巧みに制御されている。その全てを客席にぶつけず抑えたままの状態で表現されることにより、観客である僕らは直接的の伝えられる音の凄さと、その向こうに見え隠れしている、抑えられて表出されていない部分を想像することによって二重の衝撃を受けてしまうような感じだった。

(※それでもこの日のライブは、いろんな記事やブログなどを見ると、来日公演の中でもかなりのテンションの高さであったらしい)

もうひとつ。前回の来日公演と比べると何か違う印象を受けていた。それを上手く言葉で表現できないなぁと思っていたら、渋谷陽一氏が適切な表現で彼のブログに書いてあったのでこちらを。<ボブ・ディランを観る>

この「猥雑感」のカッコ良さは唯一無二。ある意味、世界中のRockの頂点だと思う。

Bob_dylan1

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